リノベーションが進む現場に、今日も立ち寄ってきました。
見た目にはまだ「工事中」という雰囲気が色濃く残っていますが
少しずつ、しかし確実に新しい暮らしの形が形づくられてきています。

敷地内の梅の木には、ちょうど青い実がたわわに実っていました。
職人さんたちの合間の休憩中、少し見上げては
「今年は豊作やな」と笑いあう声が印象的でした。
こうした自然の風景も、リノベーションによって
引き継がれていく大切な「暮らしの一部」です。

室内では、床に敷かれた合板の上に並ぶ工具たちが、今日の作業の静かな主役。
電動丸ノコのまわりには、削られた木くずが舞い、現場ならではの匂いと音が立ち込めています。
普段は目立たない道具たちも、こうして一つひとつが
リノベーションの一部として確かな役割を果たしています。

天井には新しく組まれた木の枠が並び、そのすき間には断熱材が詰め込まれていきます。
脚立の上で黙々と作業を進める職人さんの後ろ姿には
「いい家をつくる」
という信念がにじみ出ているようでした。
この先、この空間がどんな表情に変わっていくのか。
完成を楽しみにしながら、今日も一歩ずつ前進しています。

現場は、毎日ほんの少しずつ表情を変えています。
派手な変化がなくても、「今日はここまで進んだ」と思える積み重ねが
やがて大きな喜びに繋がっていくはずです。

また次回、違う角度から現場の様子をお届けします！