|
2011,12,14, Wednesday
高野山の山林調査に行ってきました
 高野山の南側に湯川という集落が川沿いにあります。終戦後の木材が不足していた時代には、山林業で栄え終戦時２００人の村民がいましたが、今は３０人、平均８０歳という超限界集落です。その集落の一番奥にある山林を場合によって売却したいとの持主さんからの話で、現地を見てきました。持主さんは、今年８４歳で奥さんを亡くして、一人暮らしをされています。 持主さんの先導で山歩きを始めましたが、持主さんは当日体の都合が悪く、５０〜１００ｍ進んでは休憩をしていました。運動不足の私には調度良いペースです。尾根に行くまでは、かなり急峻な登りで、主に雑木林です。クヌギやカシ、マツが多かったかな？ 尾根に出ると、ヒノキの植林山になってきましたが、１００年を超えたヒノキなのでもっと太い木かと思っていましたが、思った以上に細い！ 持主さんに聞くと、この地域は寒いため木の成長が遅いそうです。その分、木の目が詰まり、いい木材になっているそうです。植林が整然と植わった山も綺麗です。 その後、山を下り始め 以前に住まいが３件ほどあったところも見てきました。今は、杉林に変身して、昔の面影は殆どありません。唯一家の石垣が残っている程度です。 約７〜８反ぐらいの山でしたが、見て回るのに３時間半を要しました。持主のおじいさんお疲れ様でした。 続き▽ |